わたしの愛した科学者が死んだのは、8月の終わりのよく晴れた日曜の朝のことだった。 アスファルトの暑さを、雲ひとつない空の眩しさを覚えている。涙は一つも出なくて、なぜか無性に笑えて仕方がなかった、なんて事も。 プロフェッサー、戦極凌馬。 ある天…
※現地は週末までお預けです 映画館いっぱいに広がる不穏な音。なんとなく心臓が逸るような、背筋がざわざわするようなあの音を何と評したらいいのか分からなくて、ただ不穏だ、と思った。 マリーゴールドは不穏だった。 あらかじめLILIUMで知った名前、その…
本日から大阪公演も始まりもう残すところ3日となりました「駆けはやぶさひと大和」、皆さんはもうご覧になりましたでしょうか。 残念ながらチケットはもうほぼないので(こんなに嬉しいフレーズがあるだろうか)当日券チャレンジをしていただくかご予定のない…
[chapter:1 楽園について―Elysionを中心に―] ・キリスト教文化圏 4thStoryCDであるElysionはそれ以降のアルバム作品と異なり、国家(地方)、言語、時代があまり固定/明示されていない。俗に一期と呼ばれる時期のアルバムはこの傾向が強いが、Elysionに関…
国内歴史ジャンルを拗らせたことが今までほとんどなく、オタクなら大体一度は通りそうな新撰組も大河の三谷新撰組しか知らないくらい疎い人間でした。 それが昨年上演の舞台「もののふ白き虎」ですとーんと落ちてしまって、今部屋に歴史小説が積み上がってい…
2015TRUMPについて、感想と印象と考えたこと(※妄想)の話。ひっくるめて印象トーク。 脈絡がありません。※観劇:T7(全通)R4(21,23,28,5)M1(26) ソフィとウルTソフィはとても気高い子どもでした。 養護院育ち、というソフィのバックボーンはSPECTERで判明し今…
繭期は何故「繭」なのか、が気になっていたんです。 日常生活で繭ってなかなか聞かなくない?そうでもない?地元がかつて一大養蚕エリアだったので私はとても馴染みはあるんですが日本全体としてはどうなんだろう。繭期って主軸では語られないながらかなりメ…